今日は、今まで紹介させていただいたウィルコム定額プランですが、まだWILLCOMについてよく知らない方々やウィルコム定額プランに少しでも疑問を持ってらっしゃる方々に、ウィルコム定額プランはなぜ2,900円という価格でこのような定額サービスを提供できるのか、というのを検証してみました。
この記事をご覧になれば分かるとおり、WILLCOMのウィルコム定額プランは、月々2,900円で通話・メールが無料というプランです。
単刀直入に、なぜ2,900円という価格でそのようなサービスを提供できるかというと、理由は二つあります。
まず一つ目ですが、WILLCOMは普通の携帯電話会社が採用する『マクロセル』という方式ではなく、『マイクロセル』という方式を採用しているためです。そしてこれは何かと申し上げますと前者の『マクロセル』方式からですが、これは携帯電話に使われている方式でひとつの基地局でカバーできるユーザーの数が多いという特徴を持ちます。そして後者の『マイクロセル』方式は、ひとつの基地局がカバーできるユーザーの数が少ないという特徴を持ちます。また、前者の『マクロセル』方式の場合はたくさんのユーザーをカバーすることができるので基地局を数多く設置する必要はないのですが、後者の『マイクロセル』方式では広大な広さをカバーしたい場合はたくさんの基地局が必要ということになります。ですがこれは逆を言えば、『マクロセル』方式というのはひとつの基地局にユーザーが集中してしまうため1ユーザーあたりの使える電波容量が低下してしまうのです。それに対し『マイクロセル』方式は1つあたりの基地局につながるユーザー数が少ない代わりに、常にある程度の電波が保証されているのです。それにより『マイクロセル』方式には余裕ができ、音声定額を実現できたのです。しかもWILLCOMは『マイクロセル』方式を採用しているので通話品質がいいという長所があります。
続いて二つ目ですが、これは少し複雑でかなり専門的になってしまうのですが、端的に申し上げますと定額で音声通話を提供する技術として『ITX』という技術を導入したためと、独自のIPバックボーンの構築により、従来NTTの回線を使用することで発生していたアクセスチャージを発生させずに音声通話が実現できるようになったためです。これははっきり言いますと何を言ってるのか分からない方が多いと思います。要するに簡単に申し上げますと、今までの、必ずNTTの回線網を経由しその間でコストが発生していたという点を改め、NTTの回線を回避してWILLCOM独自の回線を通して通信をできるようにしてNTTへ支払うお金というものが発生しなくなったので定額が実現できた、ということです。なんとなくでも分かりましたでしょうか?分かりにくい説明になってしまって申し訳ありません。
このように、WILLCOMは他キャリアとは違った事をしているので2,900円という非常に安い料金で通話・メールを無料にすることができたということです。今までに、WILLCOMのウィルコム定額プランはあまりにも安すぎるから何か裏があるのではないか、とお思いの方もいらっしゃったと思うのですがこのような経過がきちんとあり、WILLCOM独自の方法で他キャリアにはできないことを成し遂げたのでこの2,900円という価格ですばらしいサービスを提供できたと考えてください。
通話はウィルコムどうしじゃないと無料じゃないんですか??
| nni | 2006/08/24 11:07 | URL | ≫ EDIT